昨日、私がボランティアのお手伝いをしているところが私の近所で譲渡会に猫を出すということで、人手は足りているけど、覗いてみることにした。

いつもの譲渡会は2団体しか活動していないが、昨日は6団体ほどいらっしゃった。

猫の譲渡は結構ハードルが高く、基本的に一人暮らしはダメ、よくても後見人がペット可の住居に住んでいないといけない、家の近くに住んでいないといけないと、ひとり暮らしにはかなりハードルがあがる。

昨日は私が出来るお手伝いもないことから、会場をウロウロした。その中で一団体だけ、ひとり暮らしでも後見人をつけなくても、ペット可の物件に住み、きちんとした仕事についていたらOKという団体さんがいた。

メーテルが抱っこが嫌い、爪切りが嫌いということだったので、抱っこと爪切りができる、性格がわかってきた大人猫はいませんか?と聞いたら、あれよあれよというまに、気が付いたら座って一匹の茶トラの男の子を抱っこさせられていた。

普段、ボランティアでお掃除にいっているが、掃除の片手間に猫を触るだけなので、ゆっくりと猫と向き合ったのが本当に久しぶりで、メーテルを思い出して思わず泣いてしまった

かなり長い時間、だっこさせてもらった。メーテルとは全然性格も違う子だったけど、それでも久しぶりに私は猫の温もりを感じて満足した。

団体さんは勧めてくれたが、一旦、メーテルと相談するからとLINEを交換して、最後の片づけを手伝って、家路についた。


いざ、メーテルと相談すると、また、一から猫を飼うためのキャットタワー等々をそろえてまで飼う覚悟はない。そして、なにより「ママはメーたんだけのママです」という気持ちがある。そして、この先、またペットロスに陥るのかと思うとそれも憂鬱だ。

それでも、地獄のような土日がなくなるのであれば、お迎えしたいという気持ちが1%ほどあるのは正直なところだ。

でも、まだ一周忌もすんでないし、メーたんに申し訳ないし、今回はご縁がなかったことにする。

次、ペットを飼ったらこれが最後だろう。犬にするのか猫にするのか。
きっと、私の心配性の性格からしたら、猫の方があってるんだろうな。
自分の人生を考える年齢にきている。ペットがいなかったら心配することもないけど、味気ない人生を終えることだろう。苦労があっても豊かな人生を最後に送るのか。悩ましいところだ。

昨日の猫さん、本当にいい子だったけど、覚悟ができていないや。いい人のところにもらわれていくんだよ。


今日は、メーたんが初めておうちに来た日。生きていたら7歳だったね。

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こんな小さいメーたんがあんな美人さんになるなんて、思いもしなかったよ。